社会福祉法人 博慈会

博慈園

ご家族との絆・地域とのつながりを大切に
共に生きる福祉の実現へ

社会福祉法人は地域福祉の担い手として、福祉サービスの利用者さまやそのご家族はもちろん、地域に暮らす皆さまの安心を支える多様な役割が求められます。私たちが平成4年に牛久市初の特別養護老人ホーム博慈園を開設したとき、施設がすぐに満床となり、志の高い職員が集まってくれたことからも、この地域でいかに社会福祉施設が求められていたかを実感しました。その後も地域からの要望に応えるかたちで、介護保険事業・牛久市委託事業・地域貢献事業へと取り組みを広げてまいりました。
こうしたあゆみの中で私が一貫して持ち続けているのは、障害者や高齢者といった社会的弱者を特別視することなく、ともに生きる福祉を実現しようとする「ノーマライゼーション」の考え方です。何より大切なのは、特別なことをするのではなく、日々当たり前のことを心を込めて積み重ねていくことです。職員が自分の親を介護するような気持ちで、相手の気持ちを察して先回りして手をさしのべることで、ご利用者さまにできるだけ幸せな時間を過ごしてほしいと願っています。これから先も、福祉の原点を職員全員で共有し、地域とともに歩み続けてまいります。

社会福祉法人 博慈園
理事長　高橋 博